SDGsラジオの内容を、もっと詳しく知ろう！

ドミニカ共和国（きょうわこく）（以下（いか）「ドミニカ」）は、南北（なんぼく）のアメリカ大陸（たいりく）に挟（はさ）まれたカリブ海（かい）の中（なか）で、2番目（ばんめ）に大（おお）きい島（しま）「イスパニョーラ島（とう）」の東側（ひがしがわ）約（やく）3分（ぶん）の2を領土（りょうど）とする国（くに）です。面積（めんせき）は九州（きゅうしゅう）よりやや大（おお）きい約（やく）4.9万（まん）㎢、人口（じんこう）1000万（まん）人（にん）を超（こ）える国（くに）で、主（おも）な産業（さんぎょう）は砂糖（さとう）・カカオなど農産（のうさん）品（ひん）の輸出（ゆしゅつ）のほか、最近（さいきん）では観光（かんこう）による収入（しゅうにゅう）が急増（きゅうぞう）しています。またドミニカといえば、野球（やきゅう）を連想（れんそう）する方（ほう）もいると思（おも）いますが、まさにその通（とお）り。野球（やきゅう）が国民（こくみん）的（てき）スポーツとして圧倒的（あっとうてき）な人気（にんき）を誇（ほこ）っており、国内（こくない）にプロリーグはないものの、アメリカのメジャーリーグなどに多（おお）くの選手（せんしゅ）を送り出（おく　だ）しています。

そのドミニカで、主（おも）な産業（さんぎょう）のひとつである「カカオの生産（せいさん）」を支援（しえん）するために明治（めいじ）では、「メイジ・カカオ・サポート」という取（と）り組（く）みを2006年（ねん）からはじめました。これは、高（こう）品質（ひんしつ）なカカオを生産（せいさん）し続（つづ）けられるよう、カカオ農家（のうか）を支援（しえん）するための取（と）り組（く）みで、当社（とうしゃ）スタッフが世界（せかい）各国（かっこく）の産地（さんち）まで足（あし）を運（はこ）び、現地（げんち）の農家（のうか）のさまざまな課題（かだい）に合（あ）わせた支援（しえん）を行（おこな）っています。ドミニカに向（む）けては、農園（のうえん）の環境（かんきょう）改善（かいぜん）や、学校（がっこう）・病院（びょういん）などのインフラ整備（せいび）を主（おも）に実施（じっし）しています。具体（ぐたい）的（てき）には、資源（しげん）ごみを分別（ぶんべつ）するための「回収（かいしゅう）箱（ばこ）」の寄贈（きぞう）(寄贈（きぞう）実績（じっせき）:2022年度（ねんど）時点（じてん）で132箱（はこ）。目標（もくひょう）：2026年度（ねんど）までに99箱（はこ）、現時点（げんじてん）で既（すで）に達成（たっせい）済（ず）み)や、学校（がっこう）に対（たい）しパソコンなどの学用品（がくようひん）や水洗（すいせん）トイレの寄贈（きぞう）、校舎（こうしゃ）や医療（いりょう）施設（しせつ）の補修（ほしゅう）などを行（おこな）いました。このような支援（しえん）を通（つう）じて、高品（こうひん）質（しつ）カカオの効率（こうりつ）的（てき）な生産（せいさん）、さらにはSDGs達成（たっせい）に貢献（こうけん）しています。