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「JR西日本（にしにほん）」は日本（にほん）でも有数（ゆうすう）の鉄道（てつどう）会社（がいしゃ）ですが、今（いま）や「鉄道（てつどう）だけの会社（かいしゃ）ではない」といっても決（けっ）して大（おお）げさではありません。現在（げんざい）、JR西日本（にしにほん）では県（けん）や市町村（しちょうそん）、たくさんの企業（きぎょう）と連携（れんけい）して、さまざまな駅（えき）のリニューアルに取り組（と く）みながら、沿線（えんせん）の「まちづくり」を進（すす）めています。リニューアルによって駅（えき）は、ただ列車（れっしゃ）に乗（の）るための場所（ばしょ）ではなく、お店（みせ）やホテル、オフィスビルなどが集（あつ）まる場所（ばしょ）となり、駅（えき）を中心（ちゅうしん）に、「まちづくり」がひろがっていきます。さらにJR西日本（にしにほん）は「まちづくり」を通（つう）じて、バリアフリーや防災（ぼうさい）をはじめとした、地域（ちいき）・社会（しゃかい）が抱（かか）えるさまざまな課題（かだい）にも取り組（と く）んでいます。

JR西日本（にしにほん）が進（すす）める「まちづくり」のひとつの例（れい）として、現在（げんざい）「三ノ宮（さんのみや）駅（えき）」では、新（あたら）しい駅（えき）ビルの開発（かいはつ）を2029年度（ねんど）中（じゅう）の開業（かいぎょう）に向（む）けて進（すす）めています。神戸（こうべ）の玄関（げんかん）口（ぐち）にふさわしい空間（くうかん）となるよう駅（えき）周辺（しゅうへん）を整備（せいび）するとともに、地域（ちいき）のランドマークとなる新（あたら）しい駅（えき）ビルを開発（かいはつ）することで、神戸（こうべ）の街（まち）をさらに活性（かっせい）化（か）させていきます。また、この駅（えき）ビルには、お店（みせ）やホテルのほか、さまざまな人々（ひとびと）が交流（こうりゅう）しながら働（はたら）けるオフィスや、居心地（いごこち）のよい広場（ひろば）などをつくって、地域（ちいき）ににぎわいをうみ出（だ）します。