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マンションを建（た）てる際（さい）には、コンクリートや鉄（てつ）だけでなく、実（じつ）は木材（もくざい）も多（おお）く使（つか）われています。たとえば「型（かた）枠（わく）工事（こうじ）」という工程（こうてい）では、木材（もくざい）（合板（ごうはん））で枠（わく）をつくり、その中（なか）にコンクリートを流し込（なが こ）んで壁（かべ）、床（ゆか）を形（かたち）づくります。このようなことからも、マンションの建設（けんせつ）に木材（もくざい）は欠（か）かせないものです。そして次（つぎ）に考（かんが）えなければいけないことが、「建設（けんせつ）に用（もち）いる木材（もくざい）の利用（りよう）が地球（ちきゅう）や人（ひと）・生物（せいぶつ）にどんな影響（えいきょう）を与（あた）えているか」です。この影響（えいきょう）を確認（かくにん）する方法（ほうほう）のひとつに「認証（にんしょう）材（ざい）」があります。木材（もくざい）には認証（にんしょう）材（ざい）と非（ひ）認証（にんしょう）材（ざい）があり、「認証（にんしょう）材（ざい）」は森（もり）や生き物（い もの）、木（き）を切（き）る人々（ひとびと）を守（まも）るためのルールに従（したが）って伐採（ばっさい）された木材（もくざい）です。一方（いっぽう）で「非（ひ）認証（にんしょう）材（ざい）」は、ルールを設（もう）けずに伐採（ばっさい）された木材（もくざい）で、禁止（きんし）されている場所（ばしょ）で木（き）を切（き）ったり、子（こ）どもたちが違法（いほう）に働（はたら）かされている「児童（じどう）労働（ろうどう）」などのさまざまな問題（もんだい）が報告（ほうこく）されています。

これらの問題（もんだい）に対（たい）して、マンションなどの住（す）まいをつくる会社（かいしゃ）「三菱地所（みつびしじしょ）レジデンス」は、型（かた）枠（わく）工事（こうじ）の際（さい）に、ルールに沿（そ）って管理（かんり）された「認証（にんしょう）材（ざい）」合板（ごうはん）を用（もち）いています。また、木（き）を使（つか）うのみではなく、新（あら）たな森（もり）を再生（さいせい）することが約束（やくそく）された木材（もくざい）の活用（かつよう）にも取り組（と く）んでいます。認証材（にんしょうざい）を使（つか）うことで違法（いほう）な労働（ろうどう）や生態（せいたい）系（けい）への影響（えいきょう）を減（へ）らし、そしてCO2（シーオーツー）の吸収（きゅうしゅう）源（げん）を確保（かくほ）することによって地球（ちきゅう）環境（かんきょう）を守（まも）り、人（ひと）・生物（せいぶつ）にも優（やさ）しい持続（じぞく）可能（かのう）な社会（しゃかい）の実現（じつげん）に役立（やくだ）つことを目指（めざ）しています。