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スイスのジュネーブに本部（ほんぶ）を置（お）く「世界（せかい）経済（けいざい）フォーラム」によると、性別（せいべつ）の違（ちが）いによる格差（かくさ）を示（しめ）す「ジェンダー・ギャップ指数（しすう）」の日本（にほん）の順位（じゅんい）は、146か国中（こくちゅう）125位（い）（2023年（ねん））と大変（たいへん）低（ひく）い結果（けっか）になりました。この格差（かくさ）は年々（ねんねん）少（すこ）しずつ小（ちい）さくなっていますが、まだまだ男女（だんじょ）が平等（びょうどう）に活躍（かつやく）できる社会（しゃかい）とは言（い）いがたいです。一方（いっぽう）で社会（しゃかい）では今（いま）、さまざまな企業（きぎょう）が男女（だんじょ）を問（と）わず、仕事（しごと）と家事（かじ）・育児（いくじ）を両立（りょうりつ）して、すべての社員（しゃいん）たちがイキイキと働（はたら）けるさまざまな取り組（と　く）みを進（すす）めています。SDGsの開発（かいはつ）目標（もくひょう）5「ジェンダーの平等（びょうどう）を実現（じつげん）」するためにも、男女（だんじょ）が平等（びょうどう）に社会（しゃかい）で活躍（かつやく）することはとても重要（じゅうよう）です。

化粧（けしょう）品（ひん）会社（がいしゃ）のコーセーでは、性別（せいべつ）を問（と）わず社員（しゃいん）のみなさんが「仕事（しごと）と育児（いくじ）」を無理（むり）なく両立（りょうりつ）できるように、「パパママラウンジ」という情報（じょうほう）交換（こうかん）の場（ば）を設（もう）けています。このパパママラウンジでは、子育（こそだ）て中（ちゅう）のパパママ社員（しゃいん）のみなさんが、仕事（しごと）と子育（こそだ）てを両立（りょうりつ）する中（なか）で出会（であ）う悩（なや）みや不安（ふあん）を相談（そうだん）し合（あ）うことができます。また他（ほか）にも、さまざまなサポートを行（おこな）っています。コーセーのような企業（きぎょう）がもっともっと増（ふ）えれば、みなさんが社会（しゃかい）に出（で）る頃（ころ）には今（いま）よりも子育（こそだ）てをしやすく、誰（だれ）もがイキイキと働（はたら）ける世界（せかい）になっているかもしれません。