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現在（げんざい）の日本（にほん）では、電気（でんき）をつくるために使（つか）われている燃料（ねんりょう）の約（やく）7割（わり）を石油（せきゆ）や石炭（せきたん）といった「化石（かせき）エネルギー」が占（し）めています。日本（にほん）は元々（もともと）エネルギー資源（しげん）に乏（とぼ）しく、化石（かせき）エネルギーの多（おお）くを海外（かいがい）からの輸入（ゆにゅう）に頼（たよ）っています。しかし、化石（かせき）エネルギーには限（かぎ）りがあるので、いずれ尽（つ）きてしまいます。そのため、今後（こんご）は太陽光（たいようこう）や風力（ふうりょく）、バイオマス燃料（ねんりょう）などの自然（しぜん）の力（ちから）を用（もち）いた「再生（さいせい）可能（かのう）エネルギー」を活用（かつよう）することが重要（じゅうよう）です。再生（さいせい）可能（かのう）エネルギーは、化石（かせき）エネルギーのように尽（つ）きることがなく、さらに地球（ちきゅう）温暖（おんだん）化（か）の要因（よういん）となる温室（おんしつ）効果（こうか）ガスをほとんど排出（はいしゅつ）しないため、非常（ひじょう）に優（すぐ）れたエネルギーであると言（い）えます。

そこで、都市（とし）や住（す）まいの開発（かいはつ）を行（おこな）う会社（かいしゃ）「東急不動産（とうきゅうふどうさん）」では、「地球（ちきゅう）環境（かんきょう）を少（すこ）しでも良（よ）くしたい」との思（おも）いから、再生（さいせい）可能（かのう）エネルギー事業（じぎょう）「ReENE（リエネ）」を立（た）ち上（あ）げました。ReENEでは、風力（ふうりょく）発電（はつでん）や太陽光（たいようこう）発電（はつでん）、バイオマス発電（はつでん）を利用（りよう）した地球（ちきゅう）にやさしいさまざまなプロジェクトを行（おこな）っています。そのひとつが、北海道（ほっかいどう）の松前（まつまえ）町（ちょう）と協力（きょうりょく）して開園（かいえん）した「リエネウインドファーム松前（まつまえ）」です。これは風力（ふうりょく）発電（はつでん）所（しょ）と花畑（はなばたけ）、農業（のうぎょう）体験（たいけん）ができる農園（のうえん）などを一体化（いったいか）させた施設（しせつ）で、地域（ちいき）の発展（はってん）にもつながっています。地球（ちきゅう）にやさしく、さらに、地域（ちいき）も元気（げんき）に。東急不動産（とうきゅうふどうさん）は、このリエネウインドファーム松前（まつまえ）を通（つう）じて、環境（かんきょう）保全（ほぜん）とまちづくりの両方（りょうほう）の視点（してん）から、SDGsの達成（たっせい）に貢献（こうけん）しています。